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ネクタイピンの素材の選び方

みなさんは、ネクタイピンの素材を気にしたことはありますか?

 

アクセサリーは、肌に直接身に付けるので素材を気にする人も多いと思いますが、ネクタイピンの素材はあまり気にしない人が多いのではないでしょうか。

 

気に入っているアクセサリーは長く愛用したいですよね。間違ったお手入れ方法や保存の仕方次第で、二度と使用出来なくなってしまう…なんてこともあるのです。

 

今回は、お気に入りのネクタイピンをいつまでも大切に愛用できるように、失敗しないネクタイピンの選び方についてお話しいたします。

素材の特徴や特性を知ることで、より長くアクセサリーを楽しむことができますよ。

素材とお手入れ方法

 

ネクタイピンはどのような素材で作られているのでしょうか。

ここでは、ネクタイピンに使用される主な素材と、各々のメリットやデメリット、お手入れ方法をご説明致します。

 

1、真鍮(しんちゅう)

銅と亜鉛を混ぜて作られた合金のことです。「黄銅」とも呼ばれています。

私たちが普段使用している五円玉も、この真鍮を材料にしています。

 

また、トランペットなどの楽器も真鍮で作られているのですよ。

1-1 真鍮の魅力とメリット

真鍮のメリットは、なんと言ってもその加工性と耐食性です。電気伝導性も良いことから、電子コネクターなどの電気製品の部品としても使われています。

強度も比較的に高く、価格が安価なことも大きなメリットといえるでしょう。

 

また真鍮は、酸化によって変色し黒ずんでいきますが、これはデメリットでありながら、アクセサリーではアンティーク調の風合いが出て大きな魅力でもあるのです。

1-2 真鍮のデメリット

前述の通り、真鍮のデメリットは酸化によって変色してしまうことです。

新しい五円玉はピカピカと輝いてキレイですが、古くなった五円玉はどうでしょうか。黒ずんでいて、キレイとはいえない状態です。この五円玉と同じようになってしまうのです。

新しい状態のピカピカと輝いた姿が好みであれば、黒ずんでしまうのはとても残念で悲しい気持ちになりますよね。

 

この真鍮のデメリットをカバーするために、メッキ加工を施します。

 

真鍮製のネクタイピンは比較的安価で数多く販売されていますが、ほとんどが真鍮の上から金や銀のメッキ加工を施しています。メッキ加工を施すことで、見た目がゴールドやシルバーのネクタイピンに変わります。

 

メッキ加工をすると

メッキ加工を施すことで変色しづらくなり、お手入れも簡単になります。

 

本性が出るという意味で「メッキが剥げる」という言葉があると思います。昔のメッキは剥げやすく、そのようなマイナスなイメージがついてまわりますが、現在のメッキ技術は向上しています。電気による化学反応によって金属に皮膜を形成させているため、メッキを剝がすのは大変な作業です。海外の粗悪なメッキでない限り、工具でゴリゴリと削ったり、電気で分解させるなどしなければなかなか剝がれません。

メッキは素材へのキズや変色を防いでくれ、お手入れが格段に楽になる便利なものです。

 

1-3 真鍮のお手入れ方法

すぐに変色し、風合いが変わってしまうのがデメリットですが、変色してしまっても比較的簡単に輝きを取り戻すことができるのもこの真鍮の特徴です。

 

使用後は、柔らかい布で丁寧に汗や油分を拭き取りましょう。空気に触れることで変色してしまうので、ビニールや布の袋に入れて湿気のない場所で保管しましょう。

 

・変色してしまったら…専用の磨き布に研磨クリームを少量つけて磨くとキレイになります。クリームごとに容量が違いますので、説明書を良く読んでから行って下さい。専用クリームはネットや東急ハンズなどの店舗で購入することができます。

 

・調理用のお酢に浸すと、キレイにすることが出来ます。

耐熱容器に変色したネクタイピンを入れ、お酢を小さじ1程度入れます。ネクタイピンが浸かる程度に熱湯を注ぎ1時間ほど置いておきます。

水で軽くすすいだ後磨き洗いをし、クロスで水分を丁寧に拭き取ります。

 

真鍮は金属アレルギーが起こりやすい素材でもあるので、肌が弱い方は十分に気をつけて身に付けてくださいね。

 

1-4 メッキ加工された真鍮のお手入れ方法

続いて、メッキ加工が施された真鍮素材のお手入れ方法をご紹介します。

 

まず最初に注意してほしいことが、シルバー磨きなどのクロスには研磨剤が入っているため、メッキの商品には使用しないでください。メッキが削れてしまいます。

 

・中性洗剤で簡単ですぐに試せる方法です。

ぬるま湯に中性洗剤を少し入れ、20分ほど浸けておきます。

ひどい汚れは布に水を含ませ固く絞ったもので拭いてください。その後、水で綺麗に洗い流し、タオルやティッシュで水分を丁寧に拭き取って下さい。

※中性洗剤は食器用洗剤でOKです。

その後風通しのよい場所で充分に乾燥させて下さい

 

・重曹とアルミホイルで黒ずみを取る方法です。

重曹はキッチン周りのお掃除などにも使用できとても便利ですね。

薬局や100円ショップなどで簡単に手に入りますよ。

 

耐熱容器にアルミホイルを敷いて重曹をいれます。(一つまみ程度)

この耐熱容器に沸騰寸前の熱湯を1カップ程入れ、重曹と混ぜ合わせたらアクセサリーを入れます。

 

アクセサリーを入れたらすぐに黒ずみが取れるので、お箸などでアクセサリーを取り出し、水で洗い流して下さい。

※アクセサリーを浸す時間は5秒を超えないようにして下さい。浸す時間が長いほど汚れが取れる訳ではありません。

 

その後は、水気を十分に拭き取ります。アクセサリーを保管する場合は、酸化を防ぐためにジップ付きの袋を使用すると空気に触れず、他のアクセサリーと当たって傷が付いたりするのを防げるのでオススメです。

 

2、シルバー925(SV925)

さまざまなアクセサリーに使われているシルバーですが、このシルバーはいわゆる「SV925」と呼ばれるものが多く、その名の通り銀が92.5%含まれているということです。

 

シルバー925=銀92.5%+その他の金属7.5

 

なぜ、シルバー100%ではないのでしょうか。

それは、強度面に優れており銀本来の良さを失わない絶妙な割合がこの92.5%なのです。

 

有名なハイブランドも数多くのアクセサリーにシルバー925を使用しています。

では、シルバー925の魅力とはどのようなものでしょうか。

 

2-1 シルバー925の魅力とメリット

シルバーは、金よりもリーズナブルに購入できる貴金属ジュエリーと言えます。

ハイブランド商品であっても、大ぶりでゴージャスなジュエリーが手の届くお値段で購入することが可能です。

 

また、シルバーは真鍮製品に比べて金属アレルギーをおこしにくいため、真鍮のアクセサリーがつけられない方にも人気が高いです。

 

シルバーには「硫化」と言われる化学反応をおこし黒く変色する性質がありますが、

このシルバー特有の風合いが、男性アクセサリーではかっこよさでもあり、様々なブランドで使用されています。

また、使い込んでいるうちに風合いが変わる様もシルバーアクセサリーの魅力ですね。

 

後でお話しますが、硫化によって黒ずんでしまったシルバーアクセサリーはお手入れすれば、簡単に元の状態に戻すことができ、半永久的に楽しめるものなのです。

 

2-2 シルバー925のデメリット

前述の通り、硫化によって黒く変色してしまうことです。

アクセサリーによっては黒く変色したことで、深みを増しかっこよくなるものもありますが、デザインによっては汚れているように見えてしまうこともあります。その場合は、お手入れをしなくてはならず、少し手間になるでしょう。

 

強度面に優れているシルバー925ですが、小傷が入りやすいこともデメリットとしてあげられます。

 

硫化泉などの温泉では、一気に黒ずんでしまうので必ずアクセサリーは外して入浴しましょう。

 

2-3 シルバー925のお手入れ方法

お気に入りのアクセサリーが黒くなってしまったら、まずは慌てずに下の項目を試してみましょう。

 

・シルバー専用のクロスで丁寧に磨きます。

かなり黒ずんだアクセサリーも見違えるほどキレイになりますよ。良い感じに磨けたら、後は水で洗い流し、布やティッシュで水気を拭き取ります。

シルバー専用クロスは、ネットやダイソー等でも販売しています。

 

・シルバークリーナーというシルバー専用のクリーナーで黒ずみを落とします。

このクリーナーはアクセサリーの素材ごとに沢山の種類が販売されていますので、間違えないように注意しましょう。

また、クリーナーは何度も使用できるので、1つ持っていると便利ですよ。

 

上の2つは、アクセサリー業界の方も行っている方法ですので、安心でオススメです。

 

どこにでもある物で、黒ずみは除去できないのでしょうか???

 

誰でも持っている歯磨き粉柔らかい布さえあれば、黒ずんだアクセサリーをキレイにすることができるのです。

※つぶつぶ入りの歯磨き粉は、傷が付いてしまう恐れがありますので使用しないように注意しましょう。

 

・柔らかい布(ガーゼ地やTシャツ地など)に歯磨き粉1,5㎝ほど出して優しく磨きましょう。汚れが落ちたら、綺麗な水で洗い流します。まだ黒ずみが残っていたら、再度歯磨き粉を付けて磨きます。

水で綺麗に流した後は、水気を拭き取って下さい。

 

この方法でも、びっくりするくらい綺麗になりますよ。

 

3、ゴールド(金)

ゴールドとは貴金属と呼ばれる金属の一種です。

アクセサリーなどにK10やK14、K18などと刻印されているのを見たことがあると思いますが、この数字やKとは、一体何を表しているのでしょうか。

 

刻印されているKとは

下の写真のようにアクセサリーに彫刻されている「K」とは「カラット(karat)」を省略したものです。カラットは金製品に含まれる金の純度を表す単位です。

刻印されている数字とは

「K」の後に刻印されている数字は、金製品に含まれている金の量をさし、K24という表記は100%の金を使用しているということです。

※金(ゴールド)は、100%を24分率で表すので、K10は42%、K14は58%、K18は75%の金(ゴールド)が使われているということになります。

 

金(ゴールド)の含有率が高くなるほど、価格も上がっていきます。

K24の価格は高価になりますが、金自体が柔らかいので変形しやすく傷も付きやすいために、アクセサリーには向いていないようです。

 

3-1 ゴールド(金)の魅力とメリット

ゴールドの魅力は、真鍮やシルバー925などの他の素材に比べ高級感があり、見る人が見ればその差は一目瞭然です。

そしてもう一つのメリットは、今まで他の素材でデメリットとして挙げてきた、変色して黒ずんだりすることがほとんどないことです。

 

また、同じゴールドでも、イエローゴールドやゴールドに銅を加えたピンクゴールド、ホワイトゴールドなど色のバリエーションがあるのも魅力です。

ピンクゴールドやイエローゴールドは肌なじみが良く華やかな印象になり、女性に大変人気があります。そして、ゴールドほどギラギラした印象がないので、男性からも好んで選ばれています。

 

またその普遍性から、素材としての価値が非常に高く、金の価格は年々上がり続けています。近年はとくに値上がりし、数年前と比べて約2倍の価値となっており、これからもまだまだ上がり続けると思われます。

 

下の表は田中貴金属工業さんの地金チャートです。

引用:https://gold.tanaka.co.jp/index.php

将来的にお金に換金することができるため、財産としてジュエリーを買っておくのもいいかもしれません。

 

3-2 ゴールド(金)のデメリット

デメリットを挙げるならば、ゴールドは場合によっては成金のようなイメージがあり、たくさんのゴールドアクセサリーを一度に身に付けるのは、バランスやサイズ感に注意が必要です。

素敵なアクセサリーは品良く身に付けたいですね。

 

※10金は18金に比べ金の割合が少ない為、変色しやすくなります。

 

3-3 ゴールド(金)のお手入れ方法

ゴールドはシルバーや真鍮よりも変色しにくく、扱いやすい素材だと言われています。

実際に私も18金のアクセサリーを長年愛用していますが、きちんとしたお手入れは一度もせず、ずっと身に付けたままです。ズボラな私でも綺麗な状態を保っています。

 

しかし、アクセサリーの着用後は柔らかい布で皮脂や汚れを綺麗に拭くだけで、変色などの発生を抑えることができます。毎日、小さな手間を掛けるだけで変色による嫌な黒ずみを防げるので、ぜひ行いたいですね。

 

・中性洗剤で簡単にできるお手入れ方法

ぬるま湯に中性洗剤を入れて溶かし、アクセサリーを浸します。

数分後に柔らかいブラシなどで優しくなぞり洗いをします。その後、ぬるま湯で洗い流します。タオルで水気を綺麗に拭き取って乾燥させたら終わりです。

どこにでもある中性洗剤ですが、驚くほど綺麗になりますよ。

 

※柔らかいブラシは、やわらかめの絵の具の筆などを使うと良いですよ。傷が付いてしまうので強くこすらずに、優しくなぞって下さいね。

 

4、さいごに

肌に直接身に付けるアクセサリーと違って、ネクタイピンはあまり素材を気にしない人が多いように思い、今回はネクタイピンの素材をテーマにしました。

主にビジネススタイルの中心にくるネクタイピンだからこそ、素材からこだわって選んでほしいなと思っています。使っていくうちに深みを増す素材や、肌の色に合わせて選ぶ等、素材だけで印象も変わり楽しさも広がります。

 

また素材の特徴をおさえケアの方法を知っておくだけで、トラブルがおきても慌てずに対処できますね。

 

みなさまの大切なお気に入りのネクタイピンが長く愛用できますように。

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純粋に最高級のネクタイピンをつくるために誕生した、日本で最も革新的なタイピン専門ブランド、アーバンタイ。 ジュエリーデザイナーが手掛け、一流のジュエリークラフトマンによってひとつひとつ手作業で仕上げられています。細部まで行き届いた職人の技が、曇りのない輝きとなって、あなたの胸元を照らします。丁寧につくられたネクタイピンは手にした瞬間、高級感と気品を感じられることでしょう。